愛知県新城市大野

2017年01月28


日本の滝百選に戻る

Road Map :県道442号線を朝霧湖の南端にヌタ橋に向けて走ると
            林道入口がある。
Route Map:2台分しかない駐車場から散策道を下ると滝口に出る。
             散策道で滝壺側にも行ける。
日本の滝百選』  冬季でも水量がたっぷりとあり、幅広い段瀑は見事な滝姿を見せてくれた。
トラベルJpから
 「百間滝(ひゃっけんだき)」は風光明媚な愛知県新城市にあり、
全長約120m・落差43mの愛知県で最大といわれる滝です。
中央構造線上にあり、パワースポットとしても有名で「ゼロ磁場の滝」といわれています。 ここで発せられる心と体を癒す「気」のパワーは、長野県の分杭峠を凌駕するとも! 滝入口の近くには湧水を汲める
所があり、山奥にもかかわらず多くの人が訪れます。
新城市の百間滝
  不動滝程ではないが ”百間滝”は全国によくある滝名なので、滝名からは魅力を感じることはなく阿寺の七滝の近くにあるから行って見よう位のノリだった。 実際に滝見をしてみると、
渇水期だけの差かも知れなし、期待度の違いもあるだろうが ”百間滝”の方が良かった様に思える。 滝はそれぞれに形態が違い、好みもあるから優劣は付けない方が良いのだろう。
今回の愛知県の滝巡り
阿寺の七滝→百間滝→桐谷不動滝湯谷の大滝愛知県民の森の滝
百間滝 (落差43m)
  日本の滝百選である”阿寺の七滝”を散策後、県道442号線を
北上し、林道に入ろうとしたが、通行止めとなっており、迂回して
林道の反対側から入る。滝見への散策道入口には2台分の駐車スペ
ースしかなかったが、幸い1台分が空いており車を停めることが
出来た。 少し手前には名水の汲み場があり、ここに3台の車が来て
いたのは驚きだった。 休日にはどれだの車が来るのだろう。
ひゃっけんたき
散策時間:約30分
11時37分に散策道に入る。名水側にももう一つの散策道入口があるようだがそれは確認出来ていない。まだ晴天が続いているが、滝にはお陽さんが当たってくれているだろうか?
”百間滝”の遊歩道入口に着いた時、2台分しかない駐車スペースには幸いにも1台しか停まっていなかった。 我々が車を停めた直ぐ後に、もう一台のハイカーがやって来てウロウロしていたが、奥の路肩に車を停めた様だった。 ここから少し手前には名水の汲み取り場があり、
3台の車が止まっていた。 滝見より名水の方が人気がある様だ。
階段道が終わると補助ロープが設置してあったが、
ハイカーにはロープの助けは要らなかった。
散策道は滝に向かって大きく下って行くが、
階段道で整備されており歩き易い。
まずは滝口(上流側)に出る。この渇水期に水量が十分あったのに感激。
最初の滝には甌穴の様な滝壺が見られた。透明度が高い綺麗な滝水だ。
安全柵があったが、それを乗り越えて滝下を見ようとしたが、ここより先は濡れており、
これ以上先に進むにはロープでの補助が必要だ。 なので滝下、滝壺を見ることは出来なかった。
上流側に大きな甌穴があり、コバルトブルーの沢水が綺麗だった。 ふと気が付くとお陽さんが当たっていない。 これも冬の太陽の角度、谷間の宿命か。 ここに陽が射していればどんなに
綺麗なのだろうか?
滝上流部を横から見る。
散策道を滝壺側へ下って行くと中段に滝見台があった。ここからは上流の段瀑部と中流の直瀑部が見えたが、滝壺が見えず滝全体を見ることが出来なかったが、ここからの展望が一番好きな滝姿だった。
古びた説明板が立っていた。この地図は何を書いているのか判らず見当
違いになっていると思う。クリックで説明文は読める所まで拡大します。
全長120m、落差43mの ”百間滝” 滝飛沫の凍結が見られるが、標高が低く水量が多いので
氷瀑には成り難いのだろう。 個人的には日本の滝百選に選ばれている ”阿寺の七滝”より
格上に思えた。
綾となって流れ落ちる上流部を見る。
かなり深そうで広い滝壺を見る。
お陽さんが当たらなくてもこの綺麗さは見事である。
滝壺から下流側を見ると綺麗な渓谷が続いていた。
名前を付けて於いて欲しい綺麗な”渕”も見られた。
30分程散策して”百間滝”を終える。